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▼ 状況
スパイク傷とは、靴をひきずった時にグリーンにできる溝のような直線傷。ボールの落下の衝撃でできるボールマークと同様にプレーに大きな影響を与えてしまう。靴で踏みつけてグリグリするとよけい傷が広がるのでパターの平たい部分でトントンと叩いて直す場面がよく見られますが、競技規定ではどうなっているでしょうか?
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▼ スパイク傷の取り扱いについて
競技規定では、スパイクで付いた傷はプレー前に直すことは許されていません。そのため、プレー前にスパイク傷を直すと2打罰が課せられます。ただし、全員のプレーが終わった後につけてしまった傷を直すことはできますので、自分でつけた傷は後続プレーヤーのためにプレー後に直しておきましょう。
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▼ ボールマークとかぶった場合は?
少し理不尽な気もしますが、グリーン上ではボールの落下でできたボールマークは無罰で直すことができ、スパイクでできた傷は直せません。直すと2打罰が課せられますが、その両方がかぶっている場合は、ボールマークが優先され、無罰で直すことができます。ただし、過度にスパイク傷を直すと2打罰が課せられるので注意が必要です。
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